使うソフト、使ったことのあるソフトウェアの紹介を簡単にしようかと思います。
基本的に仕事をしてるとよく使うベーシックなものばかりです。
モデラー目線になっちゃってます。



maya
よく聞く3Dソフトのポピュラーなものです。autodeskが開発してます。統合ソフトと呼ばれるソフトで、モデリングからレンダリングまでこのソフトでしていくことになるかと思います。これか3dsmaxはどのプロダクションでも必須になってくる一つのソフトになりますね。

値段もそれなりに高いです。。。
でも必須ソフトなので買うしかないですね。

mayaは個人では使いづらいという人をみかけることをみかけますが、正直操作感は不満はないです。melなどを有志の方が配布してくれてたり販売されてたりするのでそれを使うと作業がよくはかどります。
カスタマイズ前提のソフトという話を聞いたことがあります。
ハリウッドだとカスタマイズされ過ぎてmayaがもうmayaじゃないみたいなのも…

https://www.autodesk.co.jp/products/maya/overview






3dsmax
mayaと同じくautodeskが販売している代表的なソフトの一つです。
僕は学生の頃使ってました。2012までしか使ってなかったので色々変化している可能性があります。大まかなこととしてmayaと同じことができると考えていいと思います。
このソフトはアニメ会社やゲーム会社で使われることがおおいのかなぁという印象です。

モディファイアというものを積み重ねていくシンプルでわかりやすいインターフェイスだと感じました。(友人はわかりづらかったという意見も)


サードパーティープラグインが強いという話を聞きます。
学生の頃はプラグインをそこまで使ってなかったのでよくわかりません。
ただアニメではpencil+というレンダリングプラグインがあるからよく使われるのではないかと推測していますけど、どうでしょうかね~

https://www.autodesk.co.jp/products/3ds-max/overview



上記二つが割と必須となってきそうなソフトです。
昔はソフトを一本購入できました(60万円くらい)が、今はサブスクリプション形式になって毎月支払わないといけなくなりました。レンタルみたいなイメージです(月2~3万円くらい)
他にもmodo、c4d、blenderなどたくさんあるので断言はできないですが、持っておきたいソフトですね。




zbrush
zbrushはスカルプティングソフトです。開発はpixologicです。おそらくスカルプティングソフトだと一番シェアが大きいですね。
ポリゴンを気にせずに粘土をこねるようなイメージで形状を作っていくことができます。cpuで計算していて多少マシンスペックが低くてもサクサク動いてすごいです。僕的一番楽しい作業です。とにかく楽しいです。
クリーチャーとか岩とかに強いイメージですかね(メカを作っちゃう人もいます)

映像やゲームだとこのデータをそのまま使うことはできないのでどこかでポリゴン数を減らすリダクションとノーマルやディスプレイスメントテクスチャを作成する必要が出てきます。

価格的には代理店通して10万円前後くらいだったような気がします、高いけど安い!
あと現段階では一度買ったらバージョンアップを無料でできています。これもすごい!他ソフトだとこうはいかないのですごくありがたいですね。
廉価版zbrush coreもでてるのでお試ししてみては…?

http://store.pixologic.com/





mudbox
こちらも上のzbrushと同じスカルプティングソフトです。販売はautodesk、
確かGPUベースの計算だったともいます。zbrushと比べると扱えるポリゴン数で多少劣ってしまいます。

このソフトを使った感想はシンプルで強力だな感じました。3Dやってる人なら一日あれば大体の使い方わかるんじゃないでしょうか?テクスチャ作成だけでしたが実際に仕事で使ったときはそんな感じでした。

またzbrushでテクスチャ作成するとなるとポリペイントという頂点に描いていくしかないんですがmudboxはUVに描いていける?ので、モデルの解像度を気にせずテクスチャ作成できるので僕はスカルプトはzbrush,テクスチャはmudboxという使い方をしていました。

月額2000円くらいですので3Dソフトの中では非常にお手軽です。
スカルプト、テクスチャ作成どちらも高い品質でできるので、とてもコスパ高いです

http://area.autodesk.jp/product/mudbox/




mari
foundry社が販売しているテクスチャ作成ソフトです。日本だとまだユーザーは少ないと感じてますが、かゆいところに手が届きまくるソフトな印象で非常に優秀なソフトウェアです。海外だとスタンダートになってるって話をきいたりしますけどね。

3D,2Dどちらでも高い質でテクスチャペイントすることができて、大容量なポリゴン、UDIMでも作業することができます。UDIMは調べてもらえるとすぐわかりますが一言でめっちゃ多いテクスチャいけるよって感じです(ちょっと違いますけど)


またvrayやarnoldなどといったマテリアルがソフト内に入っており、そこにテクスチャを設定してmari上でリアルタイムでレンダリング結果を確認できることができます。mayaなどと同じHDR画像を用意することで同じ環境を再現することも可能かと思います。

またひとつ嬉しい機能としてphotoshopのブラシをインポートできるという点です。
またpsdデータをレイヤーを保持した状態でインポートできます(まだ色調補正等が完全ではありません)逆にエクスポートもできます。

値段も20万くらいと非常に高価ですが非商用で無料のものや、steamで廉価版が(2万くらいかな)があるのでお試ししてはいかがでしょう!
いいソフトなんですよ…

https://www.foundry.com/products/mari

今のところ上記がメインツールですかね…あとvrayもでした。
時間ができたときにちょこちょこ更新しようかと思います。


vray
良く使われるレンダラーです。これも一概には言えないのですが日本でもシェアは高いのではないでしょうか?レンダリング周りの知識が薄いので具体的なことは言いづらいです。今までの仕事はこのレンダラーを使っていました。ハリウッド映画でも良く使われてますよね。

arnoldレンダラーというものもありますが、こちらはまだまだ普及していないのかなという印象です。maya2017から標準搭載されたのでもしかしたら変わってくるかもしれません。

vrayは日本語の解説もちょこちょこ見かけます。
様々な3Dソフトに対応しています。blenderにも対応していたはずです。


設定項目がとても多くてこんがらがると思いますが、僕もこんがらがってますが、計算結果はとても良いです。IBLもうまく使ったりして現実世界と見まごうレベルの作品が作れると思います。僕はまだソフトに使われる感があるのでもう少し勉強が必要になってきますね。


余談ですが、買う際は代理店を通すことになると思うのですが、買い方めんどくさかったです。ぽちっと買う感じではなく自分でメールを送信して注文する形式でした…

https://www.chaosgroup.com/


marvelous designer
まだ使いこなせません!でも使いやすくクオリティも高いソフトです。型紙から服を作っていい感じのしわをシュミレーションでつくることができます。
一から作ってみると非常に楽しいですよこれd

あくまでシュミレーションでつくるのでデザインされたしわはなかなか再現度が難しくなるのかなぁという印象です。

ソフトの知識というよりも服飾の勉強をしている方はうまく活用できるのではないでしょうか。

これもsteamで安く販売されてたと思います。バージョンアップはできませんが機能制限版ではありません!うれしい。。

https://www.marvelousdesigner.com/#